おわかれです、さようなら [魚屋]
なかなか更新できず、もうしわけありません。
このたび私、転職することになりまして、一応ここに報告します。
これは、自分がこれから生きてく上で一つの試練だと感じています。
今まで応援してくれた皆さんありがとうございました。
大変勝手ですが、このブログはいったん休止しますが、消さないようにしておきますので、ぜひバックしてみてください。
それでは、皆さんお元気で。何かのきっかけでまたお会いしましょう。
技術が死んでいく日 [魚屋]
日本の技術がどんどん死んでいると相談されました。それはずっと前からあったんですがかなり最近は表面化しているそうです。
みなさんは、現在日本で売られている車のまず、90パーセント以上は日本バージョンとヨーロッパ、アメリカバージョンがあることを知っているだろうか?
実は、ヨーロッパの多くのユーザーはとても目が厳しく、乗り心地が悪かったりすると売れなくなる。逆に日本では安くて、ブランド名があればどんな車でもいいと考えるため、安く作られる。
はっきり言って、日本走行の日本車はヨーロッパの日本車に比べ、60~80ぐらいの性能しかない。日本メーカーは日本人に対してその程度しか考えていないのだ。
一生懸命がんばっている人に対して、こんなこといいたくない。自分もまだまだ下っ端に技術者であるから、言う資格はないと思うのだが、どうしてもわかってほしい。
この前、「SL」のリペアの映像を見ていた。昔の人はあの数十トン以上ある車体を一日で分解し一週間で破損部品を交換し組み立ててしまうのだそうだ。
この技術は日本だけだったそうだ。多くの国では壊れると車体ごと交換してしまうのだそうだ。
日本は、機械そのものに愛情を持ち育てるようなことをしてきたのにね。昔の人はよく修理のメモを取り、何かあったときの情報として残すのですが、今そういうこともあまりしてないそうで、若者たちが貴婦人(SL)に苦戦する姿が印象的でした。
できれば、ユーザーももっと本物の眼を持ってほしいと考える日々です。
飛ばし! [魚屋]
「飛ばし」と言う業界用語がある。決して、スピード違反しても荷物を運べ!、とか悪い言葉じゃないですよ。
ある種の魚を集めて、トラック荷重いっぱいにして、違う地方などにある水産会社に送ることなんです。大量に加工食品を作っているところでは、うちのような地方の会社によく頼んできます。
ただ、あまりにも距離がある場所からだと間違いがあってはいけないんで、話をしに行くんですがなかなか大変です。
まったく地理がわからないから迷うし、おいらはまだ若く、多くの水産会社は50、60、70といった御大(おんたい)がいたりして信用してもらえないこともあります。
昨夜も、運送会社の人に頼んで、大型トラックの後席に載せてもらっていってきました。
午前乗って次の朝には大阪だったり、広島だったりとなるんですよね。
この時期はうちらのようなとこではこうやってます。仕事大変とは思わないけど疲れます。でも楽しいですよ。そんな感じです。
いくらはいくら? [魚屋]
けっこう高級品にされるいくらですが、これ「ロシア語」って知ってました?いくらは、「卵(たまご)」って意味なんです。ぜひおぼえてくださいね。
だから、ロシアでいくらって言えばキャビアとか想像されるそうです。
いくらの食べ方で皆さんは、しょうゆ漬け派ですか?それとも塩漬け派ですか?大体はこの二つなんです。
塩漬けはけっこう長持ちするんですが、どうしてもちょっとだけ臭みが出てしまうのが難点です。
それに比べれば、あまり長持ちはしませんがしょうゆ漬けのほうが、しょう油が臭みを消してくれる分味がよいと言われます。
このいくらのしょうゆ漬けってかなり奥が深いんですよ。寿司屋さんなどではそれぞれがしょう油だけでなくみりんや酒などの調味料、煮詰めて一晩置いたり、数日寝かせたりして、秘伝のづけ汁を作るんです。
だから、こういったとこに出すいくらは、味付けしないで出されて、それぞれの店がそれぞれ味付けするんです。わかる人は少なくてって苦笑いされたことありますよ。
ちなみにどんなに、時間かけたづけ汁でも、三日ぐらいが限度です。長持ちするようなしょうゆ漬けは何か入ってるかもしれないんで注意してくださいね。
ぜひ、この時期だけのいくらを食べに行ってみてください。
本当に秋づいてきましたね [魚屋]
だいぶ気温も下がってきましたね。皆さんも風邪をひかないように注意してくださいね。
さて、こうなってくるとそろそろ台風が気になってきますね。最近は九州の沖まで温海水があがってるんで、台風の勢力がなかなか弱まらないで日本にやってくる。
本当に怖いです。今回の台風もかなりのパワーがあるようで、しかも列島を縦断するような方向でやってきているのだ。
下手するとかなりの被害が出るんではないでしょうか?
暑い夏が過ぎて今度は台風、次は冬もやってくる。まさに一難去ってまた一難ですね。
天然ものの鮭も [魚屋]
うーん、ここに来て鮭の本流がやってきた感じです。今まで来ていたのはまだ。ちょうど偵察部隊のようなものたちなんです。これから一気に数が増えるんですよ。
前にも言いましたが鮭は、次第に身が締まっていきまして脂が皮のほうに集まり川を昇る体へと変化していきます。味的にも面白い時期ですね。
値段もここ急激に落ちていきます。数が増えるためが一番ですね。要求数に対し、やや多くなりますからどうしてもそうなってしまいます。
こうなると、みなさんもおいしく安くいただけると思いますんで、ぜひいただいてほしいです。
この時期は、ムニエルやフライの洋食でも、シンプルな塩焼き、ほぐして混ぜご飯などにしてもおいしいですね。
おいらからのお勧めとしては、漬け焼きなんかいいですよ。切り身にしたものをバットなどにならべ水分をよくキッチンペーパーなどで取ります(臭みが弱くなりますよ)。
次にひたひたになるぐらいにしょう油をかけて、30分ぐらい置きます。終わったらあとは塩焼きと同じように焼くだけです。特にこれは身の引き締まったものの方が歯ごたえよくおいしいですよ。
次は、いくらについて話したいと思います。
いわしぐも [魚屋]
今日は帰りが遅くなりまして、ちょっと空を見上げると小さい綿雲が空一面に広がっていました。
今の人はぜんぜん知らないそうですね。ちょっとびっくりしました。
この雲が出るころにイワシが多くとれるから「いわしぐも」とよく言います。夏の最後当たりから見られるこの雲は、秋の始まりを知らせるものと遠い昔から言われています。
さばの模様に見えるから「さばぐも」とか言われたりしますし、場所によってはうろこに見えるから「うろこぐも」ともいいますね。
本当に今日は、斜陽の赤が雲の片側にかかりなんともいえない美しさでしたよ。
ただいまですー [魚屋]
いやー出張してました。少しの間、更新できなくて、申し訳ないです。
今回の出張は、多くの意味でおいらにとって重要な意味を持っていると痛感してます。
特に今、世界的に肉食の時代から魚食の時代に変わろうとしているのです。「BSE」に「鳥インフルエンザ」と肉に対する考え方が変わってきています。
特に中国は、12億の人口のタンパク源をどうするかに悩んでいるようです。ある食材が危険と判断されると、一気に飢餓に陥るのではないかという感じですね。
日本では、子供が魚食離れしていて、魚介類の値段が上がらない状態が続いています。燃料の高騰や海外の需要の上昇に日本から世界に魚が輸出され始めています。
特にこれから秋から冬にかけて鮭やサバ、イカ、イワシ、サンマなどの魚が増えてきます。この魚が冷凍され一年間食されるんですが、冷凍に行かないで、中国のバイヤーが買いまくってるそうで、もしかすると半年も持たない可能性があるようです。
時代が変わってきているのか、うちらも思考を変えていかないといけないとそう感じてしまう、出張でした。
やっと?青空?さば? [魚屋]
うーん、やっと風が弱まってきました。台風の風によってかなり月曜から海が荒れ魚が一本も上がらなかったっす。本当に魚屋は難しいです。
こう、天気が悪く続くと市場が日上がり気味になり、値段があがったりするんできをつけないとべらぼうになったりするんですよ。
それに最近は、取れる魚と取れない魚がけんちょになっていて、間違うと大変です。
今年はね、鯖(さば)が安いですね。
竜田揚げに、塩焼き、鮮度がよければ刺身もいいです。鯖の味噌煮もいいですよ。本当に万能選手です。
ノルウェーなどから来るヨーロッパの鯖は、味はなかなかいいんですがちょっち、脂が強すぎて人によっておなかの調子を悪くするみたいですね。
それに比べて、ゴマサバはちょうどイイ感じですよ。身も丸々としてうまいです。
マサバは、うまいんですがちょっち高いっすよねー。どちらを選ぶかは皆さんにお任せです。
おいしいサバ料理を食べてくださいね。







